2010年8月10日火曜日

矢部川流域の生きもの②


 久しぶりのブログ更新です。そしてまたようやく2回目の矢部川流域の生きものです。
 今回紹介するのは、矢部川源流域に生息する『キュウシュウトゲオトンボ』です。名前のとおり尻尾の先端の上部に小さなトゲ状突起があります。成熟したオスの足は鮮やかな赤色になります。体長5㎝ほど。
 源流域のさらに奥、岩肌(コケの間)から水が浸みだしているようなちょっと薄暗い場所に限定して生きているイトトンボの仲間です(下の写真はフラッシュ使用)。 生息地の開発(道路拡張工事など)で、だんだんと生息地が限られてきています。初めて出会った矢部村(現八女市)の生息地ではもう見られなくなりました。
 今年はタイミングがよかったのか例年以上に多くの固体が見られました。
(7月19日八女市星野村にて撮影)   <big-stone>

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